世界水の日こども議会とは?

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世界水の日こども議会とは?

2010年度よりUnited Nation World Water Day(国連世界水の日事務局)の公認をいただき「世界水の日こども議会 ~WORLD WATER DAY KIDS SUMMIT~」を開催して参りました。昨今の環境問題へ関心が高まる社会風潮の中、各企業・NPO団体・個人レベルなど、水に関するイベントも多数行われておりますが、日本に於いて国連が定める「世界水の日」の認知度は大変低く、主だった活動等も見受けられない状況です。
そこで私たち「世界水の日こども議会」は、日常で「エコ」という言葉が当たり前になっている中、環境問題の原点である「水」について国連世界水の日の毎年のテーマに沿って次世代を担う子ども達が中心となり話し合うことを目的としています。

「国連世界水の日」とは?

※以下、国連世界水の日本部及び、国土交通省HPより抜粋

 1992年6月にブラジルで開催された地球サミット「環境と開発に関する国際連合会議(UNCED)」では、21世紀に向けての行動計画(「アジェンダ21」)が採択され、この中で世界水の日を制定するように勧告されました。そして、1992年12月に開催された国連総会本会議において、1993年から毎年3月22日を「世界水の日」とすることが決議されました。この日には、水資源の開発・保全やアジェンダ21の勧告の実施に関して、会議・セミナー・展覧会などの開催や出版活動を行うことが提唱されています。
 我が国では、毎年8月1日を「水の日」、この日を初日とする1週間を「水の週間」として、この期間中に水資源の貴重さ、水資源開発の重要性などについて考えることとしていますが、「世界水の日」は、世界的な観点からもう一度、水の貴重さ、大切さについて世界中の人々と一緒に見つめ直す「地球と水を考える日」とすることとしています。


●過去の国連世界水の日テーマ:
2011年:Water for cities: responding to the urban challenge(水問題の都市化への対応)
2010年:Water quality(水の質について)
2009年:Shared Water - Shared Opportunities: trans boundary waters
2008年:International Year of Sanitation
2007年:Water Scarcity
2006年:Water and Culture
2005年:Water for Life 2005 - 2015
2004年:Water and Disaster
2003年:Water for the Future
2002年:Water for Development
2001年:Water for Health - Taking Charge
2000年:Water for the 21st century
1999年:Everyone lives downstream
1998年:Groundwater – An invisible resource
1997年:The world water – Is there enough
1996年:Water for Thirsty Cities
1995年:Women and Water
1994年:Caring for Our Water Resources is Everyone's Business

2012年のテーマ “Water and Food Security”

The World is Thirsty Because We are Hungry
今日、地球上で食事をする人々は70億人いる。さらには2050年までには、20億人増加すると見られている。統計によると、一人当たり2~4リットルの水を毎日飲んでいるが、その私たちが「飲む」水の殆どは、食品に含まれているそうだ。例えば、1キロの牛肉を生産するには15,000リットルの水を消費し、その一方で1キロの小麦は1,500リットル「飲んでいます」。
世界中で既に10億人が慢性的な飢えの状態で暮らしています。そして、水資源の問題は、「他の話」というふりをすることができないほどの状況にあります。人口増加に対処し、全ての人が栄養ある食べ物を得ることを保証するには、私たち全員が以下に挙げる一連の支援活動を行う必要があります。
・より少ない水を必要とする製品を消費すること
・恥ずかしいほどの食品廃棄量を縮小すること:世界中で生産された食品の30%は決して食べられることはありません。それは、製品に使われた水がまさに無駄になっています!
・品質のよい水をより少ない量で作られた食品を生産すること
・より健康的な食生活をおくること
生産者から消費者まで供給連鎖における全ての段階で、水を節約しながら全ての人にとっての食べ物を確保するという行動を取ることが可能です。
あなたはどうですか?あなたが実際にどれだけ、毎日水を消費するか知っていますか。いかにして、健康的な食事へと変えていき、水消費量を減少することができますか。さぁ、世界水の日2012年キャンペーン「水と食の安全」に参加し、さらなる発見をして下さい!
※国連世界水の日HP【http://www.unwater.org/worldwaterday/】より抜粋

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